序説
1日も早く社畜人生から抜け出して、経済的自由を勝ち取りたいと思っている40代のサラリーマンのあなた、
「レバレッジ」と言う言葉を聞いた事はありますか?
「レバレッジ」とは直訳すると「てこの原理」と言う意味なのですが、
少ないモノ(時間・お金・行動など)で大きなモノ(時間・お金・対価など)に作用する仕組みのことを言います。
お金持ちはこのレバレッジの力を最大限に使うことを常に考えて行動をしています。
そして「時間のレバレッジ」と「お金のレバレッジ」を効かせる事であなたは時間的にも経済的にも自由になる事ができます。
時間のレバレッジ
例えばあなたが何か自分で考えたコンテンツを販売したいと考えた時、友達10集めてプレゼンテーションをすれば、単純に10人に対してのアプローチになります。
しかし、その宣伝動画を作りユーチューブにアップして、実際にその動画を1000人の人に見てもらったら、それは1000人に対してのアプローチになります。
友達に対するプレゼンテーションも動画作成時間も共に1時間かかったとしたら、同じ1時間に対してその宣伝効果は大きく違う事はお分かり頂けると思います。
「直接会ってプレゼンテーションを行う場合と、ただ動画を見てもらうだけでは与える効果が違う」と言われるかもしれません。
しかし、これは「確率」という統計学が解決してくれます。
プレゼンテーションを行った友達10人の内1人が購入してくれたとして確率は10%です。
では動画を見た人が10%とは無理でも1%の確率で購入してくれたとしたら10人です。さらに動画の視聴者数が増えて1万人、10万人となれば購入率1%でも100人、1000人と購入者は増えていきます。
ちなみに私が趣味で作ったユーチューブ動画(作成時間約15分)でたまに2000回を超える動画が出てきました。
お金のレバレッジ
自分への投資など自由に使えるお金が30万円と限られた金額しかない場合、
仮に年利20%で回せる投資商品があったとしたら、5年で746,496円(複利計算)となり、増えた額は446,496円となります。
※複利計算については人類最大の発明「複利の力」ご参照ください
そこで、あなたは銀行からお金を融資してもらったり、クラウドファンディングで融資を募ったりして1000万円をかき集めたとします。
そして同じ商品に投資したとすると、5年後には24,883,200円となり、増えた額は12,883,200円となります。
ただ、借りる際には金利が発生しますから、仮に金利3%を払ったとして、増えた額の12,883,200円から金利分900,000を差し引いても11,983,200円が手元に残ります。
こんな話をしても、あまり現実感は無いかもしれませんが、この原理原則を知っているか、知っていないかで金持ちになるか、貧乏のまま終わるか大きく差がでます。
しかしながら、実際には1000万円もの投資資金を用意できる人は中々いないですし、担保となる土地も無い個人投資家に1000万円も融資してくれる銀行なんてありません。
そこで株式投資には信用取引と言うものがあります。
「信用取引」とは?
ひとことで言ってしまえば、「自分を信用してもらって、持っている資金以上の株式投資を行うこと」です。
自分の資金や株式などを担保(たんぽ)にして、証券会社からお金を借りて投資することになります。
この信用取引は銀行から融資をしてもらう時の様な審査は無く、手元資金の約3倍までレバレッジを効かせて取引を行う事が可能です。
もちろん損失を出せば、その損失額も3倍になりますので、リスクも伴います。
普通、私たちは時間という限られた資産を投資(労働)して対価を得ています。
ただ、賢明な読者様はこの働き方では限界がある事に気づいているはずです。
・年を取って、労力や頭の回転に衰えたが出た時、果たして仕事は続けていけるのだろうか?
・将来、親の介護などで仕事が出来なくなった時、収入はどうやって確保したらいいのだろうか?
・自分が大けが、大病を患った時、仕事はどうなるのだろうか?
・朝から晩まで社畜の様に働き、旅行一つ出来ずに、手取りは20万円そこそこ。
「そんな生き方を70歳まで続けていかなくてはならない」これが今の日本の現状です。
私たちはもっと自由に人生を楽しむ権利があります。
これからは「時間のレバレッジ」と「お金のレバレッジ」を効かせる事で、最小の労働で最大限の収入を得る生き方に軌道修正していければ良いと思います。