序説
人口減少やAIの進化により、私たちの労働環境はこれから大きく変わると予想されます。
「働き方」について、今一度、考え直さないといけない時に来ているのではないでしょうか、
政府主導で進められる「働き方改革」ですが、そこの主体はもちろん私たち「労働者」であります。
「労働者」の現状や意向が反映されていない状態で政策を推し進めたところで、結局は失敗に終わり、ますます労働環境は悪化すると考えられます。
現在中間管理職の立場である人は、上から「売上」「効率化」「経費削減」「部下育成」と様々なミッションを課せられ、
下からは「正当な評価」「有給消化」「責任回避」などこれまたいろいろな問題を突き上げられ、
大変つらい思いをしています。
そんな、40代から50代の中間管理職のあなたに、
「もうそんなつらい思いをしなくてもいいのですよ」
「我慢しなくていいのですよ」
と言いたいのです。
それでは、どうすればその様な地獄の苦しみから抜け出す事が出来るか、話していきます。
最後まで読んでくださいね
40代後半~50代世代の時代背景
「第2次ベビーブーム」とか「団塊ジュニア」等と呼ばれる事もある40代後半(2020年現在)の世代は「団塊世代」の次に人口の多い世代になります
下の図で言うと2025年には50歳へと突入する世代です
※出典:国立社会保障・人口問題研究所
そんな団塊ジュニアの簡単な時代背景を追っかけてみますと、
幼年期
高度成長期ど真ん中で、全員が同じ方向で同じ事をしていれば誰もが老後の心配なく無難に生活できた時代でした。
良い大学に入って、一流企業に就職するために親が競って子供にレベルの高い教育を受けさせようとするなど「受験戦争」などと呼ばれたりしました。
皆が脱落する事無く進んでいける「護送船団方式」など時代を象徴する言葉も生まれました。
学生時代
高度成長期から安定期にはいり、バブル経済とも相まって「お金が全て」と言うイメージが強かった時代です
学生は必死に頑張って受験戦争を終え、「これで勉強する期間は終わった」と認識し、「ディスコ」「スキー」「DCブランド」「バイト」と青春を謳歌します。
ほどなくバブルが崩壊し、学生は希望の一流企業に面接に行くも内定がもらえず、世間では「就職氷河期」とも言われました。
反対に高卒で就職した人は、バブル絶頂期で、会社説明会の後でいきなり内定通知書を渡されたりと、たった4年の違いで天国と地獄を味わう事になりました。
※出典:ナリナリドットコム
会社員時代
多くの人は希望とは言えない、中小企業に就職し、それでもやりがいと出世を夢見て無我夢中で働いて来ました。
出世をしてもさほど賃金は上がらず、代わりに責任だけは大きく背負わされ、心を病む人、
出世を諦め、限られらたお金と時間でプライベートを楽しもうとする人、
何れにしても、それは「籠の鳥」が如く作られた自由の中でバタバタともがいているにすぎませんでした。
それでも、正社員として働けている人は恵まれた方で、一度リストラなどの屈辱を味わった人の中には2度と正社員として働く事は出来ずに派遣労働を続けたり、部屋に引きこもってしまう人達も決して少なくないのです。
内閣府の調査によると、15歳から64歳のひきこもり当事者の推計数は100万人を超えるとされ、
その中の約6割以上の約61万3千人以上が40歳以上と言われています。
これからの働き方
企業はまさに、効率よく会社に利益をもたらしてくれる従業員を求めます。
反対にそう優秀でない社員は会社の「お荷物」となります。
会社側も「優秀でない」と言う理由だけで従業員を解雇する訳にもいかず、微妙な関係で雇用契約を続けていかざるを得ない、誰も幸せにならない、なんとも歪な構造が残る現在のサラリーマン社会と言えるのではないでしょうか。
会社にしがみつかない働き方
※アラフォーバツイチ女の人生再設計ブログ
今はまさに、日本の社会は大きな転換期の狭間に位置していると思います。
政府のやっている事の本質はズレていますが、「働き方改革」を推し進め、労働者の労働環境を表面上は守ろうと努力している事は感じられます。
正規労働者と非正規労働者の待遇格差を無くそうとしています。
あるいは副業を国レベルで奨励していくような動きもあります。
まずは、今の会社を辞めても「食べていけるだけの仕事ならどこにでもある」と言う自信を持つ事が大事です。
そしてキャッシュフローの入り口を2つ以上持つ事、
それは副業をする事でもあり、投資を勉強する事です。
以前に私は収入には「労働収入」と「権利収入」の二通りあるとお話ししました。
この2種類の収入原理を理解しないと、副業を始めたは良いが、
さらに過酷な労働地獄へと突き進むことになります。
私の場合はマンション投資や株式投資など複数の収入源を確保する事が出来ましたが、
それは、出会った人とのめぐり合わせが良かった事もありますが、
人一倍勉強したからですし、人一倍若いうちから危機感を抱き行動を続けて来たからだと思います。
まずは、気持ちを前向きに転換し、自由で豊かな老後をイメージしてコツコツと行動する事です。
今のままで、何とかなるだろうと悠長に構えていたら、確かに何とかなるだろうけども、豊かな老後を送る事は難しいでしょう、
もはや行動あるのみです。
まとめ
我々1970年代前半生まれの世代は「団塊ジュニア」だとか「ロスジェネ世代」と呼ばれ、大学受験や就職活動など数々の挫折を経験しました。
さらに現在、働いても働いても収入は上がらず、それでも会社からは高いパフォーマンスを求められ、大変つらい思いをしています。
これからは会社にしがみついて、嫌な事を我慢してやり続けるのではなく、
自由で快適な老後をイメージし、
「権利収入」を得れる副業をしなければなりません。
編集後記
「権利収入」を得る副業はいくつかあります。
株やFX、ネットワークビジネス、アフィリエイトビジネス(自動化)など
その中でどれが良いですか?と言う質問は愚問です。
全てを試して、その中で一番しっくりきたやつをやれば良いのです。
そして、誰かに教えを乞う時は何でもやっている人ではなく、
その分野で特化して成果を出している人の話を聞く事です。
巷に溢れているゴミ情報に騙されないようにしてください。
大体、次の様なフレーズが出てきたら、信用しない方が良いでしょう
「誰でも簡単に成功できる」
「再現性100%」
「月収100万稼ぐ方法」・・・安易に数字をちらつかせる。
冷静に考えれば分かる事ですが、誰でも簡単に稼ぐ方法はこの世に存在しません。
ただしヒントは与えてくれます。
そこから、自分なりに考えに考えて仮設、実行、検証を繰り返すのです。
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