序説
株式投資におけるトレード手法について
時間軸で見た時に大きく分けて3つの手法があります。
それぞれに一長一短があり、その内容については様々な書籍やサイトで紹介されています。
どんな手法でトレードを行うかは、あなたの「生活状況」、「経済状況」、「目指す着地点」によって変わってきます。
ここではそれぞれのトレード手法の長所・短所を挙げつつ、あなたにとって最適なトレード手法は何か?気づいて頂けたら幸いです。
これを読み終えれば、だれもが知っている3つのトレード手法に加え、
全く新しい切り口の株式トレード手法の存在に気付いて頂けると思います。
では、最後まで読んでくださいね
デイトレード(短期トレード)
※出典: プロになるためのデイトレード&スキャル入門
1日で取引を終了させる手法で、基本は朝寄付きの9:00から夕方引けの15:00まで株価ボードを見ながらトレードを行います。
少しでも利益が出たら「利確」、一定の損失が出たら迷わず「損切」、という具合に1日中株の売買を繰り返す方法です。
メリット
1、日中に複数回取引を行いますので、買っても負けても、回数を重ねると取引成績が安定してきます。
2、日をまたいで、株を保有する事がないので、例えば深夜に世界恐慌がおきて「持っている株が大暴落した」という心配がありません。
3、取引中のリアルな株の値動きを確認しながらトレードを行うので、少しの値動きを狙って利益を取れる。
デメリット
1、1円単位で細かく差益を狙っていく手法なので、トレード中はモニターにクギ付けとなり、その間は目が離せず、精神的にも体力的にもかなりハードな作業となります。
2、株式市場が開いている9:00~15:00までの取引となるので、基本的にサラリーマンや日中忙しい主婦には困難な手法となります。
3、1日で動く株の値幅は決められているので、単独の取引で大きく利益を出す事は出来ません。
プロの専業トレーダーは、ほぼデイトレードを行って収益を上げています。
1分足のローソクチャート、気配(買い圧力強いか、売り圧力が強いか)が分かる板情報などを複数のモニターに映し出して、一瞬のスキも見せず真剣にトレードを行っている様子はテレビなどで見る事はあると思います。
デイトレードで勝ち続けている人は少ない反面、「秒速1億円の男」と言われる様に秒単位で億を稼ぐ人もいます。
スイングトレード(中期トレード)
出店:株塾インテク
数日から数週間のあいだ株を保有し、利益あるいは損失を確定する手法です。
ある程度、その会社の経営状況や世界的な経済状況を勉強しつつ、かつ株価チャートも分析してトレードを行います。
メリット
1、ずっと、株価を見ておく必要がないのでサラリーマンや日中忙しい主婦でも、仕事が終わって夜にじっくりとチャートを見ながら銘柄を選んだり、売買注文を出す事ができます。
2、持っている株が上昇トレンドに入った場合、数日間で大きく利益を取る事も可能です
デメリット
1、少なくとも数日間は株を持ち続ける事になり、急に「リーマンショック」級の世界恐慌が起こって、思わぬ大損を被る可能性はゼロではありません。
2、保有する株が上がっている時は「もっと上がるだろう」と思って、「気が付いた下がり始めた」
反対に下がっている時は「せめて元に戻るまでは我慢しよう」と思っていると、「気が付いたらさらに下がってしまった」という話は株の世界では「あるある」です。
何れにしても精神的にかなりハードな作業といえます。
殆どの株式トレーダーは上記の心理状態から、下がりきった株を売れずに持ち続け(塩漬け状態)精神的にも耐え切れなくなって市場から退場していきます。
長期保有型トレード
※出典:脱!落とし穴団
数年単位で株を持ち続ける手法で、「トレード手法」と言うよりは「投資スタンス」と言えるかもしれません。
「安く買って高く売る」というより、その会社の将来に投資をするつもりで株を持ち続けるというイメージです。
メリット
1、日々の株価の上下に一喜一憂する必要はなく、精神的に余裕をもって投資できます。
2、毎年、株主優待や配当金がもらえ、株主としての実感が得られます。
デメリット
1、資産を築くには時間がかかります。また必ず数年後値上がりしている保障はありません。
2、仮に長期保有していた株が何年たっても値上りしなかった場合、その間お金は何も生み出していない事になります。
つまり、資金に余裕がある人でないと、お金だけではなく時間も無駄にしてしまうと言う事です。
如何でしょうか、それぞれの手法に一長一短がある事はお分かり頂けたと思います。
ここで、それぞれの短所を補いつつ、さらに長所を活かした手法、名付けて「永倉式、放置型デイトレード手法」をご紹介したいと思います。
永倉式、放置型デイトレード手法
※出典:弁財天FX
前日、夜のうちに売買注文を予約しておいて、翌日の大引けには全て決済を終了し、利益か損失を確定させる手法です。
簡単に説明しますと、信用取引で「買い玉」と「売り玉」を巧みに使って取引を行う手法です。
メリット
1、デイトレードと同じく株価大暴落などの不測の事態が起こっても大した問題にはなりません
2、その日、株価が上がっても、下がっても利益を出す事が可能です。
3、スイングトレードと同じく日中株価を見なくても前日の夜に予約注文を出せばいいだけなので、サラリーマンでも主婦でもトレードが可能です。
デメリット
1、短期間で大きく収益を上げる事は難しいと言えます。
2、取引を行う銘柄を選択するには、特殊な計算方法とテクニカル分析が必用になります。
まとめ
株式トレードには、大きく分けて3つの手法があります。
それぞれ、一長一短ありますが、今置かれているあなたの状況によって手法は変わってきます。
しかし、多くの会社員や主婦の方であれば、デイトレードは難しく、夜の時間が空いた時の作業で出来るスイングか長期トレードしか選択肢がありません。
そこで、今私が検証している、夜の30分の作業でイトレードが可能な手法があると言う事を紹介させて頂きました。
編集後記
只今、検証中の夜の30分の作業で出来るデイトレード、名付けて「永倉式、放置型デイトレード手法」について、
今のところ、選択する銘柄にもよりますが平均的に月利で5%の収益を出しています。
年利にして60%、これは現在の銀行預金の年利が0.001%、個人向け国債が0.05%と比べれば衝撃的な数字である事がご理解頂けると思います。
少なくとも1年の検証を続け、「間違いない!」と確証が持ち得たなら、会員限定でご紹介をさせて頂きます。
それまでもうしばらくお待ちください。
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