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「成行注文」と「指値注文」を理解しないと、とんでもない事に!

投稿日:2018年11月23日 更新日:

序説

前々項 株初心者でも勝ち組5%に入るトレード方法 でサラリーマンが昼間仕事をしながら、株投資を行う場合はテクニカル分析によるスイングトレードが良いと言う話をしました。

しかし、実際株式相場が開かれていて、取引が出来る時間は平日の9:00~15:00の間です。数通のサラリーマンはトレードを行う事は出来ません。

なので、前日の夜の段階で、あらかじめ予約注文を出しておく必要があります。

注文の出し方(予約注文方法)を上手く使いこなさなければ株式市場で勝ち組に入る事は出来ません。

それでは実際、サラリーマンがトレードを行う場合の注文方法の基本中の基本「成行注文」と「指値注文」について解説していきます。

 

「板情報」を確認

まず、前項で解説させて頂いた「板情報」について再度確認する必要があります。

板情報とは、

左列にはその株をいくらの価格で、どれだけの枚数を売りたいかが記載されており、

右列にはその株をいくらの価格で、どれだけの枚数を買いたいかが記載されています。

詳しくは以下をご参考にされてください。

「板情報」を理解して買い価格。売り価格を知る!

 

「成行注文」買いの場合

「成行注文」とは、一言で言ってしまえば、「今すぐ売りたい、あるいは今すぐ買いたい」という時に使う注文方法です。

「成行注文」の場合は高い確率で「約定」(売買が成立する)する代わりに、思ったより少し低めで売ってしまったり、逆に高めで買ってしまったりすることがあります。

詳しくは以下の「板情報」で説明していきます。

あなたはこの株を5000株買いの「成行注文」したとします。

売りの予約が表示されている左列、「100円の1000株全部」「101円の3000株全部」「102円の4000株のうち1000株」合計5000株を買うことになります。

するとどうなるかと言うと、現在の価格が100円か99円を推移していたも関わらず、実際に入手した価格は、取得した価格の平均である101円になってしまいました。

つまり現在価格より少し高い価格で買った事になるのです。

しかし、確実に株を手に入れることができました。

 

「成行注文」売りの場合

あなたは、持っている株を5000株売りの「成行注文」を出したとします。

すると右列、買いたいと注文が出ている「99円の2000株全部」「98円の3000株全部」に対して合計5000株を売ることになります。

現在の価格が100円から99円を推移していたにも関わらず、最終的に販売できた価格は、平均を取って98.4円になってしまいました。

それでも確実に売る事ができました。

 

「成行注文」でとんでもない事態を経験

前述内容からも分かる事ですが、「成行注文」を行う場合に注意しなければいけない事があります。

例えば、現在株価が100円の銘柄があったとします。そこで注文板を確認せずに5000株の「成行買い注文」を出しました。

上図の板情報を見ると、気配値が100円から一気に118円に飛んでいるのが分かります。

これは、101円から117円の間で売りが出ていないと言う事なのです。

するとどうなるかと言うと「100円で1000株全部」「118円で3000株全部」「119円の4000株から1000株」を買うことになり、現在株価が100円と思って買ったのに平均取得単価は114.6円になってしまいました。

以上のことからも「板情報」の確認が大事なのはご理解頂けたかと思います。

 

「指値注文」の場合

「指値注文」とは、一言で言ってしまえば「この値段で買いたい、あるいはこの値段で売りたい」と思った時に注文を出すやり方です。

「指値注文」買い

下図の様な「注文板」があったとして、95円で5000株の指値買い注文を出したとします。

図出典は全て:IBカレッジ

元々、95円で1000株買い注文が入っていたところに、あなたが指値買い注文をした5000株が追加されます。

誰かが「成行売り注文」をどんどんしていって、自分が買い予約していた分まで成行売りが行われることで、初めて株を手に入れることができます。

ここで注意したい事があります、仮に95円まで売りが入ったとしても、1000株しか成行売り」が入らなければ、先に注文をしていた人の1000株が優先的に売買されるので、自分の5000株は「約定」(売買成立)しません。

価格が95円になったのに、結局「買えなかった」と言う事はよくあります。

「買いたくても、売る人が居なければトレードは成立しない」と言う事を覚えておきましょう。

「指値売り注文」については原理は同じなので、ここでは割愛させて頂きます。

 

まとめ

「成行注文」は値段を気にせずに「すぐに売りたい、買いたいという」時にする注文方法で、

「指値注文」は「希望する値段で売りたい、買いたい」時にする注文方法ですが、取引が成立するかどうかは分かりません。

株式の注文方法は細かく言えば、まだたくさんあるのですが、大きくはこの二つの注文方法が基本になります。

二つの注文方法を使い分けて、賢くトレードする事で勝ち組5%に入れるように頑張りましょう!

 

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