皆さん将来に備えて投資をしていますか?
私なりに投資の種類をまとめてみました。
1、現金
投資とは違いますが、ここで言う現金とはお金を何処にも預けず、自分で持っておくいわゆるタンス預金です。
誰も信じない、何も信じない「昭和時代の商売人」という様なタイプに多い手法です。
メリット
デフレの状況下ではお金の価値は上がるので得。
日本国内においては何処でも直ぐ商品と交換(売買)出来る
デメリット
インフレに弱い、日本国の信用が失われれば紙くずになる事もある。
強盗に狙われ、身の危険に襲われたり、それにより財産を失う事もある
2、銀行預金
日本人の一番好きな投資(貯蓄)方です。
メリット
デフレ状況下では現金と同じなので得。
社会的信用度の高い企業(銀行)に預けるので何となく安心。万が一銀行が潰れても元本1千万円までは保証される。
デメリット
投資としては金利が安いので増やす事はほぼ出来ない。
インフレには全く対応出来ず、これからの日本の情勢を考えると「皆さんの預金残高の数字は変わらなくても実質価値は段々下がっていく」という事態が考えられます。
3、株式
上場している会社の株式を保有して、売買をしながら利益を稼ぐ方法と企業の業績による配当を受け取る方法とがあります。
メリット
トレード手法によっては空いた時間でインターネットさえあれば簡単に売買が出来る
優良株を保有していれば、放っておいても勝手に価格が上がって利益が生まれ、配当がもらえる。
株主総会に参加して会社の経営に口出しが出来る。
デメリット
最初にある程度の投資資金が必用。
株を買う際に最低100株からという様な決まりがある為、最低でも30万くらいないと取引自体が出来ません。
保有している会社が倒産すれば株の価値はゼロ円になる事もあります。
4、不動産
最近、一般サラリーマンでもやっている人は多いみたいです。
ローンを組んで家・マンションを購入し、自分で住まずに人に貸す手法。
ローンの返済額より賃料が高ければその差額が収益となります。
メリット
節税効果がある。所得税の控除が受けられるケースが多く、収入の多い人にはより大きいメリットになる。
生命保険にもなる。ローン返済中に不慮の事故で本人が死んだとき、ほとんどの場合ローンの返済が免除される。
物件価値や賃料は物価に連動しますのでインフレでお金の価値が下がっても、その物件の価値に見合った家賃を得る事が可能。
デメリット
一番怖いのが店子(入居者)が入らない事、賃料収入が無いのにローンは払い続けないといけなくなる。これ結構多いです。
金利の上昇、インフレになれば必然的に金利は上昇します。
自分は「固定金利」だから大丈夫!と思っているあなた、ハイパーインフレになれば固定金利を解除されてしまいますよ。(これ知らない人多いです)
世の中強いものが有利な仕組みに出来ています。
5、投資信託(ファンド)
プロの投資家にお金を預けて運用を任せる手法。商品は数多くあり、日経平均株価に連動するインデックスファンドや不動産価値に連動するリート等あります。
メリット
少ない金額で投資できる。
投資の知識が無くてもプロが運用するので何となく安心。
デメリット
プロが運用するといっても、世の中の景気を予測すことは誰にもできません。損をする事はあります。
プロに任せるわけですから手数料が結構かかる。
6、金(ゴールド)
昔から「有事の金」と言われて、戦争や金融危機の時、通貨が暴落したり預金封鎖でお金を自由に引き出せなかったりします。
そんな時「金」は威力を発揮します。
メリット
価値がなくなることは有りません。人類史上、通貨や株式が紙くずになった事はあっても金の価値がゼロになった事はありません。
世界中どこでもその国の通貨に交換できる。
地球の裏側で1万円札を持っていても、お尻を吹くチリ紙にもなりません。
デメリット
ゼロになる事はなくても価格変動はある。
購入した時より価格が下がれば損をする事もある。
保管場所を確保しなければならない。一番良いのは銀行の貸金庫ですが費用が掛かります。
家に置いておくと盗難のリスクがあります。
以上、6種類如何でしょうか、
比較的歴史も古く一般的な投資方法を上げてみました。
私は全て経験していますし現在も継続中です。
全てにおいて一長一短ありますが、大事なことは将来この世の中(日本が)どの様な情勢になるかと言う事を勉強して、創造力を働かせて選ぶ事です。
それでは次回は今はやりの仮想通貨やバイナリーオプション等を説明していきます。