※出典:GALA NAVI
序説
あなたは、投資についてどういうイメージをお持ちですか?
「怖い」「詐欺」「リスク」「破産」などフレーズがよぎった人は残念ながら、今までの日本の間違った教育に洗脳された犠牲者です。
1990年代初頭のバブル崩壊までの日本経済が右肩上がりだった時代には今までの教育でも良かったかもしれません。
しかし、これから人口は減少し、「モノを作って売る」という実体経済が間違いなく縮小してく時代においては「投資」あるいは、金融リテラシー(お金に関する知識)が極めて大事になります。
その金融リテラシーの乏しい人間は、将来下流老人になる事は火を見るより明らかです。
なぜ、そんな事が言えるか?
これから詳しく説明をしていきます。
最後まで読んでくださいね
手取り収入はどんどん下がっていく
※出典:株式会社三井住友銀行
「インフレ」と言う言葉を聞いた事があるでしょうか?
簡単に言うと、物価(商品の値段)が上がって、実質お金の価値が下がっていく事です。
1990年頃までは日本経済は発展を続け、同時に物価も一貫して右肩上がりで推移して来ました。
それに伴って私たちの給料も上がっていきました。
そして、60歳で定年退職すれば年金で悠々自適に老後を過ごせました。
しかし、これからの日本は全体的に見て給料は上がっていきません。
なぜなら、人口減少により経済市場が縮んでいっているからです。
さらに、給料から天引きされる保険料や税金もどんどん上がっています。
上がった分、将来の年金や保障に還元されるかと言えば、されません。
それだけ、財政が逼迫しているからです。
それに加えて、物価は徐々に上がっています。
つまり我々が自由に使える「※可処分所得」はどんどん減っています。
※可処分所得・・・個人の家計収入から、支払いを義務づけられている税金や社会保険料などの非消費支出を差し引いた金額のこと。
お金の価値は下がり続ける
出典:ライブリフッド・プランニング
※出典:日興アセットマネジメント株式会社
日本の間違った教育を受けた私たちは、現金の保有や預貯金が一番安全だと思っています。
「銀行に預けていれば増える事も無いけれど、減る事もない、だから安全だ」と、
しかし、上図を見て頂ければ分かる様に私たちの給料は30年前から殆ど上がっていないのに対して、
物価は40年前と比較しすると、毎日消費するお米で約10倍、食パンで約3倍も上昇しています。
その他にも
・国鉄(現・JR)山手線1区間運賃・・・30円から140円で約5倍
・タクシー初乗り運賃・・・220円から730円で約3倍
など、確実に我々の生活に必要不可欠なインフラに関わる利用価格は上がっています。
以上の数値は何を意味すると思いますか?
現在、日本経済においては、ミクロ的に(個別に)みてデフレの(価格が下がっている)商品も確かにあります。
しかし、マクロ的に(全体的に)みて日本の経済はインフレへ向かう事は間違いないのです。
注目して頂きたいのが上図右側の物価上昇率と「お金の価値」の推移です。
当たり前のことですが物価が上昇すれば、お金の価値は目減りします。
例えば、年率2%で物価上昇が進むと、現在の1,000万円の価値は5年後に906万円、10年後に820万円になると試算されます。
つまり、必死に汗水流して働いて稼いだ給料から、生活を切り詰めて貯金をして将来の為に貯金をしていても年々お金の価値は下がり続けると言う事です。
投資は必須!
※出典:株式会社千葉銀行
賢明なあなたならもうお分かりだと思いますが、
これから普通に会社員として働いて給料をもらっていたとしても、将来は豊かには暮らせません。
しっかりと投資を行い、自分でお金を稼ぐ、あるいはお金を増やす方法を見つけなければならないと言う事です。
会社も国も親も友達も誰も助けてはくれません。
自分で考え、勉強し、将来を切り開くしかないのです。
まとめ
最近の日本経済はデフレなのかインフレなのか、よく分からない状況が続いています。
しかし、確かな事は私たちの給料は上がっておらず、お金の価値はどんどん下がっていると言う事です。
この現象は今後さらに激しくなっていきます。
投資を行い、お金を増やして行く人と、労働収入だけを頼りに生きていく人とでは「将来の生活」に天と地ほどの差が生まれてしまいます。
編集後記
私たちは子供のころからお金の勉強をせずに成長してきました。
しかし大人になれば、現実問題としてお金が生きていく上でどれだけ大事で必要かを思い知らされます。
テレビを見たり、会社の同僚と飲みに行っても日本経済の現状を知り得る事は出来ません。
我々は本を読んだり、インターネットを通じて、真実を発信している有益な情報に触れる必要があります。
もはや、投資を行わずして豊かな老後はを送る事は不可能な時代になっています。
本ブログでは、老後を豊かに生きる為の具体的な投資方法を今後発信をしていきます。
これからもどうぞ、見逃さない様にしておいてくださいね!
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