序説
あらゆる投資方法を試してきた、私永倉が最近気になっている「投資」があります。
「クラウドバンク」というものです。
「クラウドバンク」とはソーシャルレンディングの一つです。
もしあなたが、以上の名称を始めて聞くのであれば、この時点で一体何の話をしているのかさっぱり分かりませんよね、
私は将来の老後のために、3000万円の資金を作るのには「アフィリエイトビジネス」と「株式投資」の併用が最適であると以前からお話ししているのですが、
※なぜ株式投資が良いかは参考記事 株初心者でも勝ち組5%に入るトレード方法 をご参照ください。
今回は手堅く、大きな利回りで増やす事が可能な、新しい投資手法「クラウドバンク」について調べて分かった事をレビュー(評論)していきます。
その前にソーシャルレンディングって何?
「クラウドバンク」を理解する前にソーシャルレンディングについて知っておく必要があります。
ソーシャルレンディングとは「お金を借りたい会社(主にベンチャー企業)」と「お金を増やしたい個人」をマッチング(結び付ける)サービスです。
ソーシャルレンディング事業を運営する会社は、インターネットで資産運用(お金を増やす)したい個人から小口のお金を集め、その資金を企業に融資します。
そして、融資を受けた企業は利息を付けて、出資した個人に分配金として戻すシステムです。
出典:ソーシャルレンディング厳選比較
「個人からお金を集めて企業に貸す」という意味では、銀行の業務に似ているかもしれません。
しかし、集める金額が銀行ほど大きくないですし、銀行が企業に貸すと言う「意味合い」に対して、ソーシャルレンディングは事業内容(プロジェクト自体)に貸すというスタンスなのです。
改めて「クラウドバンク」とは
「クラウドバンク」とは、数多いソーシャルレンディング事業者の中にあって、第一種金融商品取引業者(証券会社)である日本クラウド証券株式会社が行っているサービスです。
第二種業者に比べて、より厳しい金融庁などからのモニタリング、自己資本規制比率などを求められます。
平たく言うと、一般個人から資金を集めて、ベンチャー企業などが掲げるプロジェクトに投資をします。
融資を受けたベンチャー企業はプロジェクトを進めながら返済をしていきます。
その返済による金利分を融資した個人投資家に分配金といて戻してくれるシステムです。
「クラウドバンク」はどういう人に向いている投資か
出典:くらしとお金の経済メディア
仮に預貯金が80万くらいあって、「銀行に預けていても増えないので何か投資をやってみたい」でも、株とか不動産なんて怖くてとてもじゃなけど手が出せない、ましてや投資にかける時間もない。
以上のようなサラリーマンの方にピタリとはまる投資手法です。
「クラウドバンク」の投資先(ファンドの種類)としては、「太陽光発電」、「不動産ファンド」、「中小企業支援ファンド」、「海外の途上国支援のためのファンド」など、未来型の社会貢献度の高い事業に比重をおいています。
まとまった貯えがないサラリーマンでも最低1万円から投資できます。
将来性があって夢のある事業に投資をしたいとか、少しでも社会に貢献したいと考えておられる人には持って来いです。
さらに、運用期間は最低で3か月~長くても3年で完結出来ます。
その間は預けっぱなしで、こちらですることは何もありません。毎月入る分配金を受け取るだけです。
「クラウドバンク」で運用した場合のメリット
1、出金時の手数料は無料
投資資金を払い戻す際、本来は出金手数料がかかりますが、クラウドバンクは出金手数料が無料です
ただし、出金時は最低1000円から可能となります。
2、担保、保証付きファンドが多い
あなたが投資したファンドが貸し倒れを起こしてしまった場合、本来あなたの投資金は返ってきません。
しかしクラウドバンクが扱っているファンドは「担保、保証」を取っているケースが多く、もしあなたの投資先が貸し倒れを起こしても、投資金の全額返還もしくは少ない損失で済ませることができます。
3、少額(1万円)から投資可能
4、利益が毎月分配
運用満期に一括で返済されるのではなく、毎月投資金額に利益を合わせた金額を分割で返済してくれます。
5、利回りが高い
クラウドバンクが扱っているファンドのこれまでの平均利回りは6.78%です。
これ実績は他のソーシャルレンディング業者の中でも極めて高い利回りをキープしています。
これは都市銀行の定期預金が平均0.01%と比べると、さらに別格である事が分かります。
「クラウドバンク」で運用した場合のデメリット
1、メインファンドの太陽光発電は不安定
クラウドバンクで多いのが太陽光発電事業に投資をしたファンドです。
事業が計画通りに進まなかったりした場合、償還(投資した資金が返ってくる)期間がズレたり、利益が減少したりするときがあります。
2、元本割れ、貸し倒れリスク
万が一、借りた企業が返済できない事態になってしまった場合、「貸し倒れ」が送る可能性はゼロではありません。
もし貸し倒れが起こってしまったときは、借り手の企業代表者が債務を連帯保証、また担保を売却することで投資家へ返済されます。
ですが、元本全額が保証されているわけではないので、「元本割れ」となって損失を抱えてしまう可能性もあります。
ただし、クラウドバンクではサービス開始から現在まで貸し倒れは一度もありません。
実際の運用実績
2月から25万円の投資でスタート
出典:30代運用男子が1000万円を資産運用してみるブログ
約1年、合計860,722円を投資して、
分配金は20,276円のリターンです。(利回り6.19%)
まとめ
数多くあるソーシャルレンディング業者の中でも、初心者にも使いやすい作りになっています。
平均5%以上の高い利回りをキープしている割には元本割れリスクはほぼありません。
以上の事から、一発逆転を狙うリスキーな投資ではなく、確実に銀行よりを高い利回りで資金を増やし、短期で結果を出したい人におすすめの投資です。
投資内容としても社会的貢献度も高く、結論としてはやるべき投資手法の一つです。
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