現在、日本では人手不足が問題となっています。
特にサービス業ではその問題は深刻です。
あるファストフード店では、深夜の人員確保ができないために24時間営業を止めたり、さらには廃業に追い込まれると言ったケースも起きています。
それと反対に今後10~20年の間にロボットとAIの進化により700種類の職種、約半数の労働者の仕事が自動化されると言われています。
以上の2点から考えると、人手不足の分をAIがカバーしてくれて、「丁度良い具合になるではないか、めでたし、めでたし」と考えている人
現実はそんなに甘くはありません。
実際に無くなると言われている職業には
- 小売店販売員
- 一般事務員
- セールスマン
- タクシー運転手
- 給与・福利厚生担当者
- 娯楽施設の案内係、チケットもぎり係
- ホテルの受付係
- 税務申告書代行者
- データ入力作業員
- 薄記、会計、監査の事務員
- 建設機器のオペレーター
どちらかと言えば、事務系、技術系、労働系というイメージです。
反対に無くならない職業とは
- 医者
- ディレクター
- 教師
- 俳優、芸人
- アナウンサー
- デザイナー
- 心理カウンセラー
- コピーライター
- マンガ家
どちらかと言うと、芸術系、クリエイター的なイメージがします。
以上は一部ですが、
これらを見て、皆さんは何を感じましたか?
今このブログを見ている方で、
無くならない職業に就いていらっしゃる方はどれくらいいるでしょうか、
つまり、私たち一般人の多くが就いている、あまり「クリエイティブ」を必要としない職業はAIに取って代わる可能性が高いとという事です。
事務系、技術系の仕事をAIに奪われた人が、「じゃあ明日からデザイナー、あるいは心理カウンセラーでもやるか」とはいきませんよね。
となると、やはり何か対策を打っておいた方が良いのではないでしょうか
何か一つでも誰にも負けない知識や強い思いを秘めているものがあれば
徹底的に勉強し、その情報を求めている人に発信していけば、自然とビジネスは生まれてきます。
まあ、40代、50代の私たちは直接関係はないかもしれませんが、子供や入ったばかりの新入社員にとってはいずれ直面する問題です。
あなたにとって大切な人には、現実を真摯に受け止めながらも世の中をしたたかに生きていく方法を教えていきたいものです。